【 百寿長寿 と 幸福寿命の延ばし方】
慶應義塾大学医学部内科学教授、
伊藤裕 先生の ご講演を拝聴してきました。
私のパワースポット、
ちえ先生の、チエズキッチン☺️🎀
参考図書▷
幸福寿命
ホルモンと腸内細菌が導く100年人生
(朝日新書)
私たちが生きる目的は、
「健康でいること」よりも、
「幸せになること」。
そこに導いてくれる生命のメカニズムを、医学的に、かつ哲学的に解説する一冊です。
伊藤先生のご講演の中で、とても印象的だったところを、いくつかシェアします。
………………
1日20分の運動で「ホルモン」を活性化すれば、身も心も健やかに。
お腹が減って "グー" と鳴るのは健康のサイン。
体内の発電所である「ミトコンドリア」を元気に保って老化を防ぎ、
長寿のカギを握る「腸内細菌」には食物繊維を与えて若々しく、艶やかに。
また、伊藤先生は、御本の中でも講演の中でも、こんな風におっしゃっています。
ー「幸福」は「あいだ」にある
と。
紐解いていきましょう。
それは即ち、
あいだ を みつけ、
あいだ に うまく収まること。
"人間" とは、"人" の "間" であり、
私たちは、唯我独尊、独りでは 幸せになれません。
私と幸せの間には、他人だけではなく、何か対象が存在しています。
仕合わせる、為合わせる、
互いに働き合い、交流する双方のあいだで、初めて感じられるものである、と。
なんて哲学的で美しい表現なんでしょう。。
私たちが ひとり で居られるのは、相手や社会、何かの対象が存在するからであり、それがあって始めて、ひとり になれるものです。
それが幸せであり、
すなわち、"あいだ" の美しさなのだと思います。
後半は医学的観点からのお話、
今後やってくる人生100年時代は、健康な人とそうでない人の二極化が顕著になること、
その両者の違いや差、百寿(センチネリアン)に共通するもの、
統計学やデータを見ながらのお話。
さてさて、
肝心な幸福寿命の秘密はというと、この3つに集約されます。
①ミトコンドリアの活性化
②腸内環境、腸内フローラ(腸内細菌叢)
そして、
③ "生きがい"
毎日ときめくこと。
おしゃれしたり、初めてを経験したり。
腸内細菌が喜ぶ食事をしたり、
ファスティングしたり。
"健康だから幸福" なのではなく、
"幸福だから、健康になる" 、
ならざるを得ないんですよね。
伊藤先生の含蓄あるお話は勿論、
美意識や哲学的な語り口がとても印象的で、ミトコンドリアが元気になり、トキメキホルモンが大量に分泌された気がします☺️
名前の横には、こんなに嬉しい一言メッセージ☺️
歯科においても、腸内細菌がホットキーワードになってきています。
お口の健康は、全身の健康に繋がり、すなわち、"健幸" への入り口です。
まだまだ、学びを深めていきたいと思います😌✨
伊藤先生、ありがとうございました!
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